ポーカーレッスン3


最後に勝つのは誰? 例その1

今までで、テキサスホールデムの基本的な遊び方、及び役の種類と強さが分かりました。いよいよ実例を使って実践してみましょう。 ルールを思い出してみてください。5枚のカードで最も強い役を作った人が賭け金全部を獲得し、5枚のカードは次の3つの方法で組み合わせることができます。

(1)自分の手札2枚とテーブルの中央の“場”にあるコミュニティカードを3枚使う

(2)自分の手札1枚と場のカード4枚を使う

(3)手札を一切使わず、場のカードだけで役を作る(これを”プレイングザボード”と呼びます) * ごく稀にコミュニティカードだけでフルハウスやフラッシュになっている場合もあります。

では実例を見てみましょう。

AさんはスペードのKとダイヤの7を持っています。

Bさんはスペードの5とクラブの5を持っています。

CさんはハートのQとハートの8を持っています。

DさんはクラブのAとクラブのQを持っています。

場に出ているコミュニティカードは、ハートのK、ハートの7、クラブのJ、スペードの10、ハートの10です。

この例では、ショーダウンで誰が勝つでしょうか? (ショーダウンとは、ベットの4ラウンド目もしくは最終ラウンドで手札を見せ、誰が賞金を獲得できるか決めることです)

Cさんは「ハートのフラッシュ《を作れます。(コミュニティカードからのハートのK、ハートの7、ハートの10と手札のハートのQ、ハートの8)

Bさんの場合は、コミュニティカードからスペードとハートの10、手札のクラブとスペードの5で「ツーペア《。5枚目のカードはコミュニティカードのハートのKです。

Dさんは、クラブのA、ハートのK、クラブのQ、クラブのJ、ハートの10(スペードの10でも構いません)で「ストレート《が作れます。

Aさんは、Bさんより強い「ツーペア《が作れます。手札のスペードのKとコミュニティカードのハートのK、スペードの10、クラブの10で「ツーペア《です。5枚目のカードはクラブのJです。

Aさんは手札のダイヤの7を使わないことに気を付けてください!(7のペアも作って「スリー・ペア《とすることはできません。ポーカーの役は5枚以上でも以下でもいけません)

簡単ですよね?



DAN GLIMNE