ポーカーレッスン1


テキサス・ホールデム入門編
株式会社ジーピーのポーカースクールへようこそ。

ここでは、ポーカーのプレイ方法を基本から順を追って説明します。まずは、テキサス・ホールデムです。ポーカー世界選手権や、世界ポーカーツアー、ヨーロッパ・ポーカー・ツアーなど大きなトーナメントでプレイされます。

テキサス・ホールデムは、短く、ホールデムとだけ呼ばれることもありますが、1910年~20年ころにテキサス州で始まったことに由来する吊前です。一説によると、カウボーイの宿舎で始まり、16人が一緒に寝泊まりし、ひとつのテーブルに会し、ひとつのゲームに興じたとされています。この宿舎は、コーパス・クリスティ市の近くのロブズ・タウン近郊で始まったとのことです。

第1次世界大戦後、テキサス・ホールデムはアメリカのプロの賭博師の間で広まりました。1960年代には、大西洋を渡り、当時は違法である場合もありましたが、次第にヨーロッパのトランプクラブに広まっていきました。

ホールデムのプレイ方法
ホールデムのラウンドの基本的な進め方。もし、ご存知の場合は、以下は読まずにレッスン2にお進みください。

ジョーカーを除く52枚のトランプを使います。まず、各プレイヤーに2枚ずつ配り、表を下に向けて置きます。これをホールカードと呼びます。最初のベット・ラウンドを行います。自分のカードが賭けに出られる良い手かどうかを決めます。

最初のベット・ラウンドが終わると、ディーラー(カードを配る人)は、ヤマの一番上のカードをバーン(一番上のカードを一枚とり、何のカードだったかを誰にも見せずに捨てること)します。そして、ヤマの次のカード3枚を表に返し、左から右に並べます。この3枚は、フロップと呼ばれます。ここで賭けの第2ラウンドです。第1ラウンドの賭けで降りずにいるプレイヤーで行います。

賭けの第2ラウンドが終わったら、ディーラーは、山の一番上のカードをバーンし、次のカード1枚、表を上にしてテーブルの上に置きます。このカードはターン、または、フォース・ストリートと呼ばれます。

賭けの第3ラウンドが終わったら、ディーラーは、山の一番上のカードをバーンし、次のカードを1枚、表を上にしてテーブルの上に置きます。この最後のカードは通常、リバーまたはフィフス・ストリートと呼ばれます。そして、最後の第4ラウンドの賭けを行います。

途中で降りずに、最終ラウンドの賭けまでいくと、手元には最初に配られた2枚のカードがあり、場には、5枚の表に置かれたカードがあります。この5枚のカードはコミュニティ・カードであり、どのプレイヤーも自分の手として使うことができます。コミュニティ・カードは、ボードとも呼ばれます。

自分の手のカードをどのようにホールデムに組み入れるか
最終目標は、手元の2枚+場の5枚の組み合わせ(7枚)から5枚を選び、いかに高いポイントにするかです。

(1) 自分の手元の2枚と場の3枚を組み合わせる。

(2) 自分の手元の1枚と場の4枚を組み合わせる。

(3) 自分の手元のカードをまったく使わずに、場の5枚のカードで勝負する。場合によっては、コミュニティ・カードは、フルハウスやフラッシュなどの、高得点を期待できる手だったりします。自分の手元のカードをまったく使わない場合を、playing the boardと言います。

5枚の組み合わせで、もっとも高得点だった人が勝ちます。

賭けのラウンドは4回でないこともあります。the handは途中(第1の賭けのラウンドや、フロップの前)で中断されることもあります。自分の手のうちがとても良く、他のプレイヤーが賭けずに降りた場合、他のプレイヤーは負けを認めたことになります。この場合、あなたが勝ち、他のプレイヤーのチップを獲得しますが、自分の手のうちを他のプレイヤーに見せる必要はありません。

ポーカーの手は、まれなケースを除いては、5枚のカードで勝負します。
6枚目を考慮するとペアが3組、6枚のストレート、6枚のフラッシュができることもありますが、6枚目を考慮せず5枚で勝負します。

ダン・グリム